Pahkataide(パッカタイデ社)の、このククサは貴重すぎるVISAKOIVU(ヴィサコイヴ)の瘤(コブ)材を使用し、エルクの角にスクリムシャウ彫刻を施しハンドルトップに飾り付けたスペシャルなククサです。
木目の色の濃淡は、オーロラに例えられる木肌の光沢です。
オーロラの光沢がある部分は、光を反射しキラキラと美しい木目です。
ラップランド・ククサ特有の美しい光沢は、ウッドジュエルと言われ、神秘的な魅力があります。
(※オーロラは必ずあるものではなく、多いもの、少ないものなど様々です。)
素材となっているヴィサコイブは、通常の白樺の木が突然変異し、とてもゆっくりと成長した白樺の品種です。
突然変異でのみ生まれる個体のため、圧倒的に数が少なく、ククサの材料として用いられるものはかなり希少となっております。
重たい比重を持った非常に貴重な木材で、それらに起因する頑丈さが素晴らしい材料です。
制作しているPahkataide(パッカタイデ社)は、フィンランドの北部、ラップランドの厳しい自然から生まれる、
エルクの角、白樺、ジュニパー、カーリーバーチ、VISAKOIVU (ヴィサコイブ)の中でも高品質なものにこだわり、優れたククサ製品を作り続けている工房です。
ラップランドの厳しい自然の中で育った特別な密度を持つ白樺の瘤(コブ)材をくり貫いて作られた本物のKuksa(ククサ)は、
昔からサーミ人たちの間で、人の幸せを願いながら一つひとつ作られてきたもので、ククサを贈られた人は幸せになる と言い伝えられています。
一般的な木彫りのカップ=ククサではありません。
本物のククサとはバハカ と呼ばれる、樹齢30~40年ほどの白樺のコブ材を使用して制作されます。
コブ材を取るために白樺を伐採するのではなく、計画的に伐採されている白樺の中にコブがあれば入手できるというものでとても貴重な材料です。
パッカタイデのククサは、フィンランドの職人が一つひとつを手作りしている、本物のククサです。
■重量:約180g
■寸法:約160x85x85mm
■カップ径:約75mm
※ハンドメイドのため、重さや寸法には個体差があります。
***注意事項***
乾燥しているところにいきなり熱いお湯を入れてしまうと、水分を急速に吸って膨張してしまうため、
綺麗に木目がある固体の場合、木目から亀裂が入ってしまう恐れがございます。
特に冬場など、乾燥している際は全体を水につけていただき、湿らせてからご使用ください。
ガラスや陶器製のカップと異なり、万が一亀裂が入ってしまってもご使用には問題ございません。
漏れたりカップ外に染みだしたりするほどの著しい破損でない場合、交換保証対象となりませんことを予めご承知くださいますようお願いいたします。
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<本場フィンランドでは>
愛着のあるククサが破損してしまった場合、食器用樹脂(パテ)や樹木のヤニに木粉を混ぜて亀裂を埋める補修をして大切に使われます。
木製品を大切にするフィンランドらしい文化です。